ゆらゆらとたゆたう
偽島のあれやこれをそれとかするブログです
2010
文章コミュイベントのために余計な文を外したんだよ!チキレ敗北じゃないよ!
とかいう言い訳は置いておいて、ディレクターズカット版と言う名のチキレ敗北版日記です。
っていうか、敬称忘れてた\(^o^)/
そして、今見たら14日分のノワールさんの敬称も忘れてた/^o^\
もう、SAKUJYOしてお詫びするしかないですね!
ブログSAKUJYOでご勘弁を
【追加修正】
一人称間違えるとか初歩的なミスにもほどがあるorz
とかいう言い訳は置いておいて、ディレクターズカット版と言う名のチキレ敗北版日記です。
っていうか、敬称忘れてた\(^o^)/
そして、今見たら14日分のノワールさんの敬称も忘れてた/^o^\
もう、SAKUJYOしてお詫びするしかないですね!
ブログSAKUJYOでご勘弁を
【追加修正】
一人称間違えるとか初歩的なミスにもほどがあるorz
「あなたは一体何者ですか?」
そう問いかけるとぬめぬめとした鱗が怪しい光を放つ。
見た目は蛇と呼ばれる生物に類似しているが、目の前のそれは明らかに異質な存在だった。
「そうさな、神と呼び崇めるものも居るが……その前に、こちらの問いに答えて貰おう」
にたり、と笑う。そう錯覚してしまいそうな口の動き。
あまりの醜悪さに、一瞬目を逸らしてしまう。
次に捉えた時、目の前に居たのは蛇などではなかった。
それは、私だった。
「さて、それではこちらからの質問です」
先ほどからうってかわって、口調が丁寧になる。
それは、まるで私のような……。
「あなたは何者ですか?」
「……人間です」
「それでは、答えになっていませんね。 『あなた』は何者かと聞いているんです。 それは、『あなた達』を示す言葉でしょう?」
ガラス越し、こちらを見つめる瞳。全てを覗かれているような感覚。
「もう一度聞きます。 あなたは何者ですか?」
「私は……シャノン=ソシュールです」
「ダメですね」
絞り出すようにして漏れた答え。
それも一言で切り捨てられる。
「それはただの名、でしょう? それでは、あなたの何も分からない」
そして、一拍置いて笑顔で一言。
「それに、シャノン=ソシュールは私です」
遠ざかっていく、声、姿。
走っても走っても追いつけない。
あんなにゆっくりとした歩みなのに。
どんなに息を切らせても追いつけない。
待って!
その日、私は私を見失った。
■ 由良木ゆら 観察日記 16日目 ~おしらがっ! 偽島書道部~
紙の上を走る筆の音、匂うは墨の香り。
暗い世界に飛び込んできたのは、その二つの感覚。
ゆっくりと目を開く。どうやらうたた寝をしてしまったようだ。
頬に触れれば冷たい感触。
何やら懐かしい夢を見てしまったような気がする。
それは、彼の姿のせいだろうか。
目をこすり、眼鏡を掛ければ、ぼやけた視界がはっきりと世界を認識する。
一人の蛇が筆を口に咥えて、紙と格闘していた。
身体は黒い砂のような物が集まって構成されているが、その象りは蛇と呼んでも差し支えは無いだろう(注.1)
その『砂が集まってできた蛇』は神様なのだそうだ。
どうも私は蛇の形をした何かに縁があるようだ。
そして、紙の前に正座する彼女の傍には少女が一人。
着ている物は、あの島国で着用されているものに近いかもしれない。
その瞳には、光が無く、生気が感じられなかった。
『生気の無い少女』は彼女に、字の指導をしていた。
というのも、彼女は字がとても下手なのだ(注.2)
「おお、起きよったか!」
こちらが目を覚ましたことに気づいたようだ。
どうやら、流した涙については気づかれなかったようで、一安心。
小さく息を吐くと、口に咥えられた筆がこちらへ差し出される。
私も何か書くように勧められているらしい。
「何かえれー(注.3)ようやけ、そっとしときシラガさん。 シラガさんに絡まれんは、えらいしな」
「何じゃと! わいに愛の言葉を囁れたら疲れなんぞ吹っ飛ぶぞ! しかも、耳元で!」
「いいから、黙っとれ」
『生気の無い少女』はどうやらこちらの事を気遣ってくれているようだ。
大丈夫です、と一言返して、筆を受け取る。
白い紙。
向かい合って、暫く時間が過ぎていく。
何を書いたら良いのだろう。
「んー。 好きな言葉とかどうじゃろ?」
好きな言葉。こうしてみるとぱっと思いつきはしない。
彼女の横に置いてある紙を覗き込んでみる。
良く分からない言葉が書かれていた(注.4)
「そういうときは、自分の内から溢れよる熱い情熱! 心の叫び! パッション! を紙に叩き付けよるんじゃ!」
「そんで、シラガさんは何書きよったん」
『砂が集まってできた蛇』が地面をずりずりと這って、先ほどまで格闘していた紙へと向かう。
そして、紙を口に咥え、地面をずりずりと這って、戻ってくる。
「どうじゃ! 見事じゃろ!」
そんな声と共に広げられた半紙には、【ギブミーチョコレート!!】と達筆なのか下手なのか、蛇がのたうったかのような字で書かれていた(注.5)
「戦後の子供みてえな叫びじゃな」
「バレンタインが近いしな!」
そして、話は巷で噂のバレンタインとやらへと流れていく。
まあ、残念なことに我々には相思相愛ラブラブな相手も居なければ、甘酸っぱい片思いなんていうのも存在しない(注.6)
あまり関係のないイベントのようだ。
「おえん! おえんぞ! 全てのおなごは須らくチョコ配るべし、と偉い人もいいよる」
「その、偉い人って誰なん?」
「もちろん、わいじゃ!」
「もう、おめぇ黙っとれ! まあ、義理チョコいいよるんもあるし、最近は友チョコなんかも配っとるらしいよ」
成る程成る程、想い人に送るだけのものでは無いようだ。
まあ、当日になったら彼女が何かしら動くだろう。
イベント事は嫌いではないようだし。
結局、紙には自分の名前を書くことにした。
注.1
本人も蛇と言っていたし。
注.2
何か、ケイタイがとか、パソコン?がとか言い訳していた。
注.3
疲れてる、とかそんな感じ?
注.4
『ベルリン忠臣蔵』とか『アタック・オブ・ザ・キラートマト』とか。
注.5
きっと、蛇がのたうって書いたのだろう。
注.6
多分。
※今回の日記は
ENo.145 秋久 豊 さん
にご出演頂きました。ありがとう御座います!
また、文章コミュイベント【シークレット・キーワード】に参加しております。
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そう問いかけるとぬめぬめとした鱗が怪しい光を放つ。
見た目は蛇と呼ばれる生物に類似しているが、目の前のそれは明らかに異質な存在だった。
「そうさな、神と呼び崇めるものも居るが……その前に、こちらの問いに答えて貰おう」
にたり、と笑う。そう錯覚してしまいそうな口の動き。
あまりの醜悪さに、一瞬目を逸らしてしまう。
次に捉えた時、目の前に居たのは蛇などではなかった。
それは、私だった。
「さて、それではこちらからの質問です」
先ほどからうってかわって、口調が丁寧になる。
それは、まるで私のような……。
「あなたは何者ですか?」
「……人間です」
「それでは、答えになっていませんね。 『あなた』は何者かと聞いているんです。 それは、『あなた達』を示す言葉でしょう?」
ガラス越し、こちらを見つめる瞳。全てを覗かれているような感覚。
「もう一度聞きます。 あなたは何者ですか?」
「私は……シャノン=ソシュールです」
「ダメですね」
絞り出すようにして漏れた答え。
それも一言で切り捨てられる。
「それはただの名、でしょう? それでは、あなたの何も分からない」
そして、一拍置いて笑顔で一言。
「それに、シャノン=ソシュールは私です」
遠ざかっていく、声、姿。
走っても走っても追いつけない。
あんなにゆっくりとした歩みなのに。
どんなに息を切らせても追いつけない。
待って!
その日、私は私を見失った。
■ 由良木ゆら 観察日記 16日目 ~おしらがっ! 偽島書道部~
紙の上を走る筆の音、匂うは墨の香り。
暗い世界に飛び込んできたのは、その二つの感覚。
ゆっくりと目を開く。どうやらうたた寝をしてしまったようだ。
頬に触れれば冷たい感触。
何やら懐かしい夢を見てしまったような気がする。
それは、彼の姿のせいだろうか。
目をこすり、眼鏡を掛ければ、ぼやけた視界がはっきりと世界を認識する。
一人の蛇が筆を口に咥えて、紙と格闘していた。
身体は黒い砂のような物が集まって構成されているが、その象りは蛇と呼んでも差し支えは無いだろう(注.1)
その『砂が集まってできた蛇』は神様なのだそうだ。
どうも私は蛇の形をした何かに縁があるようだ。
そして、紙の前に正座する彼女の傍には少女が一人。
着ている物は、あの島国で着用されているものに近いかもしれない。
その瞳には、光が無く、生気が感じられなかった。
『生気の無い少女』は彼女に、字の指導をしていた。
というのも、彼女は字がとても下手なのだ(注.2)
「おお、起きよったか!」
こちらが目を覚ましたことに気づいたようだ。
どうやら、流した涙については気づかれなかったようで、一安心。
小さく息を吐くと、口に咥えられた筆がこちらへ差し出される。
私も何か書くように勧められているらしい。
「何かえれー(注.3)ようやけ、そっとしときシラガさん。 シラガさんに絡まれんは、えらいしな」
「何じゃと! わいに愛の言葉を囁れたら疲れなんぞ吹っ飛ぶぞ! しかも、耳元で!」
「いいから、黙っとれ」
『生気の無い少女』はどうやらこちらの事を気遣ってくれているようだ。
大丈夫です、と一言返して、筆を受け取る。
白い紙。
向かい合って、暫く時間が過ぎていく。
何を書いたら良いのだろう。
「んー。 好きな言葉とかどうじゃろ?」
好きな言葉。こうしてみるとぱっと思いつきはしない。
彼女の横に置いてある紙を覗き込んでみる。
良く分からない言葉が書かれていた(注.4)
「そういうときは、自分の内から溢れよる熱い情熱! 心の叫び! パッション! を紙に叩き付けよるんじゃ!」
「そんで、シラガさんは何書きよったん」
『砂が集まってできた蛇』が地面をずりずりと這って、先ほどまで格闘していた紙へと向かう。
そして、紙を口に咥え、地面をずりずりと這って、戻ってくる。
「どうじゃ! 見事じゃろ!」
そんな声と共に広げられた半紙には、【ギブミーチョコレート!!】と達筆なのか下手なのか、蛇がのたうったかのような字で書かれていた(注.5)
「戦後の子供みてえな叫びじゃな」
「バレンタインが近いしな!」
そして、話は巷で噂のバレンタインとやらへと流れていく。
まあ、残念なことに我々には相思相愛ラブラブな相手も居なければ、甘酸っぱい片思いなんていうのも存在しない(注.6)
あまり関係のないイベントのようだ。
「おえん! おえんぞ! 全てのおなごは須らくチョコ配るべし、と偉い人もいいよる」
「その、偉い人って誰なん?」
「もちろん、わいじゃ!」
「もう、おめぇ黙っとれ! まあ、義理チョコいいよるんもあるし、最近は友チョコなんかも配っとるらしいよ」
成る程成る程、想い人に送るだけのものでは無いようだ。
まあ、当日になったら彼女が何かしら動くだろう。
イベント事は嫌いではないようだし。
結局、紙には自分の名前を書くことにした。
注.1
本人も蛇と言っていたし。
注.2
何か、ケイタイがとか、パソコン?がとか言い訳していた。
注.3
疲れてる、とかそんな感じ?
注.4
『ベルリン忠臣蔵』とか『アタック・オブ・ザ・キラートマト』とか。
注.5
きっと、蛇がのたうって書いたのだろう。
注.6
多分。
※今回の日記は
ENo.145 秋久 豊 さん
にご出演頂きました。ありがとう御座います!
また、文章コミュイベント【シークレット・キーワード】に参加しております。
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